システムオールグリーン

二次創作をメインにコツコツやっていくつもりです。 なのでそういうのが苦手な方はドロップタンクと外部兵装をすべて投下し、エンジン出力全開アフターバーナーをオン、にして逃げてくださいw

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【考察】ソラノヲトに登場する多脚戦車「アラクネー」の砲のRHAに対する威力

はい。
今回は前回に引き続き多脚戦車アラクネーの砲の威力を調べたいと思います。

前回のHEAT(成形炸薬弾)に引き続き
あれは実はAP弾(Armor Piercing)という徹甲弾だったという設定の下
計算してみようと思います。

まず、砲弾の運動エネルギーですが
毎度おなじみ「大砲と装甲の研究」より
E = 1/2MV^2 ・・・ (1)
E:運動エネルギー(単位:J)
M:砲弾の質量(単位:kg)
V:砲弾の速度(単位:m/sec)

を用います。
砲弾重量はUBR-354A徹甲弾(APBC)の6.3kgより少し重い8kgとします。
砲弾の速度はイギリスの17ポンド砲(対戦車砲)とおなじ883m/secとします。

すると3118756Jとなります。

次に

A = π×D^2×1/4 ・・・ (2)
A:砲弾の断面積
π:円周率
D:砲弾の直径(m)
より

砲弾の直径は10センチ(=0.1m)とします。
π=3.14159
で計算してみます。
0.00785398m^2(平方メートル)
となります。

最後に
H=K・E/A・S ・・・ (3)
H:砲弾の侵徹長(単位:m)
E:砲弾の運動エネルギー(単位:J)
A:砲弾の断面積(単位:m^2)
S:装甲の引張強さ(単位:N/m^2)
K:砲弾および装甲の性能による係数

を当てはめます。

Kはレールガンの時と同様に0.098を当てはめます。
装甲の引張強さもレールガンの時と同様にMIL-A-12560基準のRHA「引張強さ約1150MPa以上」を採用します。1150Mpa=1,150,000,000.0000Paで1Pa=1N/m^2ですのでS=1,150,000,000となります。
では計算します。

結果は・・・
0.033839181m
センチに直すと
3.3839181cm
です。

とりあえずいろんな砲と比較してみましょう!
実在の砲のデータは「大砲と装甲の研究」より0m、100mまたは1000mの距離で射撃した場合です。

アラクネーの方から発射されるAP弾(今回計算したもの):0.033839181m(計算値)
kwk38/L42(APCBC弾[Panzergranate.39/42] を使用。):0.054m(均質装甲鋼板に対する射距離100mでの値)
105mm/DM23(APFSDS弾):0.342m
120mm APFSDS-T L23(APFSDS弾):348mm(=0.348m)
105mm離脱装弾筒付翼安定徹甲弾(=APFSDS弾)M735:359mm(NATO標準標的(戦車用#4089)NHS(単一重装甲)に対して)
30mm×173 APFSDS-T(30mm機関砲用のAPFSDS弾):0.088m(1400m/secでの製造メーカーによるシュミレーション値)
64式106mm対戦車榴弾(HEAT弾):0.152m+
PG-7(RPG-7の弾頭の一つ)(HEAT弾):0.280m
M66対戦車榴弾(HEAT弾):0.086m
120mm M830 HEAT-MP-T(HEAT弾):0.6~0.7m
御坂美琴のレールガン:0.0065969969m(計算値)
アラクネーの砲から発射されるHEAT弾(=成形炸薬弾):0.053409400881905636333164318512852m(計算値)

簡単な用語解説
・APCBC弾:Armor Piercing Capped Ballistic Cappedの略。運動エネルギー弾であるAP弾に空気抵抗を減らすキャップと跳弾を防ぐために軟質鋼を装着したもの日本語では低抵抗被帽付被帽付徹甲弾と訳す。

・APFSDS弾:Armor Piercing Fin Stabilized Discarding Sabotの略。運動エネルギー弾である。現代の徹甲弾の主流で、矢のような細長い弾である。日本語では離脱装弾筒付翼安定徹甲弾と訳す。

・HEAT弾:High Explosive Anti Tankの略。化学エネルギー弾である。メタルジェットを生成し装甲を貫徹する。現代では主に対戦車ミサイルや対戦車地雷などに用いられる他、多目的性をもたせたHEAT-MP(High Explosive Anti Tank-Multi Purpose)(多目的対戦車榴弾)などがある。日本語では対戦車榴弾または成形炸薬弾と訳す。


さて、ご覧のように、アラクネーの砲威力は第二次世界大戦中の対戦車砲より少し威力が弱い程度です。
HEAT弾では75mm榴弾砲M1A1(対戦車砲ではない)より発射されるM66対戦車榴弾より威力が弱い程度です。

結論:アラクネーの搭載砲は第二次世界大戦当時のレベルまたはそれ以下の威力しか持っておらず、RPG-7のPG-7弾頭以下の威力では現代の戦場では活躍できないまたは活躍の場が非常に限られてしまうだろう。モチロン対戦車戦闘においては多脚戦車と言うことも相まって非常に不利であることは言うまでもない。HEAT弾が苦手とする複合装甲などの装甲が施された目標に対してはAP弾を用いるだろうが、0.03m程度の侵徹長では無力に等しいだろう。

次は・・・またアラクネーまたはタケミカヅチ関連でもやりましょうかね?
アラクネーの装甲についてとか?
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